博多祇園山笠

暑い夏が続いていますが、福岡の街は「博多祇園山笠」です。一昨年12月にユネスコ無形文化遺産に登録され、二度目の開催となります。

福岡市の博多区を中心に14か所で豪華絢爛たる飾り山が飾られていて、福岡の街を訪れる方々を魅了しています。

 

7月1日の注連おろし(町境に注連縄を張り、それぞれの区域を清める行事)やお汐井とり(箱崎浜で清めの砂を救って持ち帰る)に始まり、12日には、追い山ならし、13日には集団山見せ(昨年は公明党の松野議員が台上がり)、15日早朝のクライマックス、追い山で幕を閉じます。

 

山笠の起源については諸説あるようですが、博多祇園山笠振興会によると仁治二(1241)年承天寺を開山した聖一国師が、疫病除去のため施餓鬼棚に乗って祈祷水をまいたのが始まりとの説があります。

 

山笠には飾り山と舁き山があります。飾り山は博多人形師が作る豪華絢爛たるもので高さが10メートルほどあります。昔はこれを担ぎ上げて博多の街を駆け抜けていたようですが、電線などに引っかかることから、高さを抑えた舁き山が作られるようになったようです。

 

「オイサ、オイサ」という山笠独特の掛け声が響いています。「オイサ、オイサ」の独特の掛け声もゆっくりと走るときは「おっしょい、おっしょい」となります。

 

15日早朝、フィナーレの「追い山」で祭りの熱狂は最高潮に。

午前4時59分、一番山笠・西流れの舁き山笠を担いだ締め込み姿の男たちが境内に一気になだれ込み、勇壮な「櫛田入り」を披露。一番山笠だけに許された「博多祝い唄(祝いめでた)」を唱和し、再び街へと飛び出していきました。

 

今年の最速は、櫛田入りが六番山笠・東流の30秒69。

全コースでは、二番山笠・千代流の29分0秒でした。

 

博多の夏を彩る伝統の祭り「博多祇園山笠」ですが、ユネスコ世界遺産にも登録され、最先端の映像技術を駆使して伝える取り組みも始まっています。いずれにしても今年の山笠は777年の歴史に特記されることは間違いありません。